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2018. 12.10

鼻整形のデザインは誰が決める?黄金比でつくれば失敗がない?

お鼻のシミュレーションをした形と実際に手術をした形の比較。(側面)

◆手術の際にもっとも重要なデザイン

今回は、お鼻の手術のデザインのお話です。このデザイン、やまぐちの考えとしては手術の半分以上を決めてしまうほど大切な作業です。うそでしょ!?とツッコミをいれたくなった方!ほんとです。そうですね、例えるなら山登りが好きな方にどの山を登るかという質問に対して天保山(大阪にある標高4.5mくらいの丘)に登るか、富士山に登るか、蔵王山に登るか、どうしますか?と聞いているようなもの。つまり、登山する側からすると準備すべきものも違えば、体力として必要な具合も違う。そして何より山そのものが違います。そうです、つくるお鼻の形が違えば、当然準備も材料も方法も変わってくるということになります。

 

それくらい大切なデザイン。つまり山選び。ここで、韓国の美容外科でよくテーマになる黄金比を利用したデザインがあります。バービーラインとか正面や側面のEラインなんかです。もちろん、こういった基準となるラインや理想とするラインがあることは良いことですが、こうやって作ったお顔がどうなるかわかりますか?こちら、2013年のミスコリアの代表者の方々のお顔。どうです?

ミスコリアのお顔はみんな同じようにみえる。

(引用:https://memeburn.com/2013/05/the-miss-korea-contestant-meme-freezing-the-gif/)

 

みなさん、どこか似てますよね。そうなんです。個性が失われていくんです。しかもこの方々は、似合っているパーツバランスだから、ここまでこれてますが、そう出ない方が決まった形のお鼻を乗せてしまうと、つけばな感がでてお顔全体のハーモニーが失われてしまうわけです(facial harmony)

 

というわけで、僕個人としては、デザインは、ご本人の希望を聴きながら、その人が持っているお顔のパーツとバランスを考えながら形を決めていく方がいいと思っているわけです。では、ここでこのバランスはどうやって決めるのか?ひと昔前は、経験のある先生にお任せするしか方法はありませんでした。しかし、これでは、結局ドクターの好みや、傾向に偏ってしまいます。そして出来上がった形に対して、お客さんはなんかイメージと違う、、、みたいなことになってしまうわけです。そこで!!!

 

シミュレーションが重要になってくるわけです。これは共有のモニター画面の上で患者さんとドクターがそれぞれ意見を出し合いながら、形を決めていく作業です。先ほどの登山の例えでいきますと、登るべき山を決める作業です。ここで初めて手術を通して目指すべき方向が決定するわけです。そしてその形を実現するために施術の内容が確定する、という流れです。

 

このシミュレーションの段階で、「ご希望の形が似合わない」、とか「あれ、、、Eラインには乗ってるのに、変」とかご本人自身が気がつくわけです。また、もともとご希望の形が天文学的な変化を希望していて手術を安全に実現できない場合には、この段階で「すいませんが、わたしにはできません、、、」ということになるわけです。

 

こちらが実際のシミュレーションと手術の結果です。

お鼻のシミュレーションをした形と実際に手術をした形の比較。

 

正面。

お鼻のシミュレーションをした形と実際に手術をした形の比較。(側面)

 

側面。

この形を美しいと思うか、そう出ないと思うかは、ご本人が決めるわけですが、美容の専門家としてのアドバイスは当然します。ちょっと長すぎるんじゃない?とか、もう少し控えめの方がいいんじゃない?とかです。まぁしかし、最終的にGoを出すのは、実現可能な形であれば、患者さんが選ぶことができるわけです。

シミュレーションをしたら、あとは外科医の出番です。持てる知識と技術を駆使してその形に可能な限り近づけるように頑張ります。そして完成です。ただし、知っておくべきなのが術後のダウンタイム期間から生じるむくみや、移植した軟骨の吸収などによる形の変化です。この辺りは、外科医の経験の中で予測して形を作ったり、術後のケアを指導することでなるべく短い期間で形を実現できるようにすすめていくわけです。

 

余談ですが、よく外科医の先生方や一般のお客さんなんかにも聞かれる質問なのですが、「こんなシミュレーションまでしたら、先生自分のハードル高くしてるんちゃう?」とか「いやいやそれはリスクでしょ」があります。「はいそうです^^;その通りにいかないと、お客さんに叱られるわけです。お直しも必要にもなります。」でもでもですよ?お家作るっていってるのに、完成予想図がないのに買いますか?これから服をつくるのに、設計図いりませんか?という話なんです、僕にとっては。

 

というわけで、これをやらないと本当にお客さんが喜んでくれる形なのかが見えないので、今ではしない方が不安ですwwwもちろん、いろんな考えがあるので、これをしてない先生が悪というわけではありませんし、お客さん達もいろんなサービスがある方が便利だと思います。

 

 

カウンセリング料

初診料 3,000 

再診料 2,000 

画像検査料

CT検査 +3DMD撮影 1 40,000 

術前シュミレーション料上記に含む

リスク

シミュレーションでお見せする形はあくまでも方向性の確認になります。そのため、実際の手術では若干の誤差が生じたり、シミュレーション通りに形を実現できない場合があります。明らかにもともと予定していた方向性とは異なる場合には、保証内での再手術をさせていただきます。

山口 憲昭 医師

この記事の著者情報

Regno Clinic SBC 銀座院 院長

国際美容外科学会会員(ISAPS)/ 日本形成外科学会 専門医/ 本頭蓋顎顔面会会員
日本口蓋裂学会/ 日本乳房オンコプラスティックサージェリー学会エキスパンダー
インプラント実施医師/ 日本乳癌学会/ 日本美容外科学会(JSAPS) 正会員